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参院予算委員会のTV中継を視た [政治評論]

 「追記3」2020.3.3 今日の質問は大部分与党であった。夫々見識を持った質問で有り現政権でコロナウイルス問題は乗り切れると思う。自民山田代議士の中国習近平国家主席の国賓招待反対については次なる国連安全保障委員会常任理事国入りの布石と考えれば反対しない方が良いと思う。前に失敗しているので世界的な根回しが必要である。常任理事国に入って居れば今回の北朝鮮による短距離弾道弾の発射も世界的な問題として取り上げることができるのに何故か不問である。維新の党による福島原発汚染水の処理の質問も、時宜を得た質問である。世界各国で行っている、希釈し海洋放出しかないと思うが心無いメディアによる風評被害が心配である。

 一番最後の共産党の質問は細かな数字まで把握しており「細胞」がかなり機能していることを感じさせられたが、本当に国民のためを思った質問か甚だ疑問であった。これでは次の総選挙で野党統一ができるはずがない。惨敗で責任問題になるのではないか。あくまで予測である。

 2020.3.2

 立民党の福山哲郎代議士の意見を聞いた。彼の意見は小、中、高校の一斉休校を事前に何故専門家の意見を聞かなかったかに終始していた。北海道、韓国のテグ、北イタリアなど突如として大量の感染者を出していることからそんな時間的な余裕がないと判断したから首相が全国的に実施を要請したまでのことではないか。大量感染が発生してからの混乱と事前休校による混乱とどちらが国民に取っての安心安全に寄与するかこんな判断すらできないのか。幹事長か何かは知らないがこんな政党には絶対に主権者として政権をゆだねるわけにはいかない。政争の具に供してはならない国民の命にかかわる伝染病の問題だ、安倍首相、自信をもって突っぱねても一向構わない問題ですよ、野党が審議拒否したら勝手にさせておけばいいまでの話です。国民が如何にコロナウイルスの蔓延を心配しているかも理解していない鈍感な野党などほっておいて一刻も早い鎮静化に全力を尽くし国民に安心してもらいましょう。

 「 追記1」午後は二番手の斎藤 嘉陸代議士、三番手の蓮舫代議士の討論を聞いた。完璧なウイルス対応策などない中で取られた今回の休校策である。学童保育はそのまま、小学校低学年は休校の実施の矛盾を盛んに追及していたが学童保育には働く親の休業と言う問題があり、その点を考慮した一種の妥協策である。半分の効果でもやらないよりはやった方が良い。蔓延した時の大混乱を思えば多少の矛盾があってもやるべきである。野党が総論賛成、各論反対の現実的な方向が示せれば野党の評価も上がるのにと思うが今のままでは万年野党間違いなしだ。

  「追記2」蓮舫代議士までは野党は一体コロナウィルス対応を真剣に考えているのかと思わざるを得ない状況で絶望的な国会審議だった。然し後に出てきた足立 信也代議士と浜口 誠代議士は救いであった。質問事項も鋭く専門的かつ前向きであった。政府側もたじたじの場面もありこれぞ与野党の論戦だと感じた。野党にも人材はいるんだとひと安心した。明日以降もこのような論戦を期待したい。


 ニュースによると心配した一斉休校も夫々知恵を出し大きな混乱もなく第一日を終えたようだ。一日も早い収束の方向を祈るのみだ。

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