SSブログ
国際経済とマスメディア ブログトップ

異常相場はクリスマスと共に去りにけり [国際経済とマスメディア]

 国際的に異常な株安は投機筋の大儲けで終了した。得体のしれない投機筋はおっちょこちょいのマスメディアを巧みに利用し一気に大儲けをし、笑いの止まらない越年であろう。異常相場が発生した原因を考えてみた。

 得体の知れない投機筋とは本当に存在するのか。投機筋の資金はどうなっているのか。得体の知れない投機筋は貨幣経済が定着した当時から存在していたように思える。それは人間の欲望そのもので、形態はその都度その都度で異なるのであろう。当初は戦争のたびに儲けていたのであろう。ナチスが名指しでユダヤ資金を非難し本気でユダヤ人の絶滅を図ったのは、ほんの100年ぐらい前のことである。第2次大戦後は戦争の惨禍の余りにも大きいことへの人類の反省からか国家間の対立は冷戦という形に変化させている。それでも石油資源がだぶつけば第1次第2次オイルショックという形で浪費と儲けを繰り返させるのである。次なる標的は企業でその最たるものがリーマンショックであった。

 リーマンショック以来経済不安が生じれば各国とも公的資金の活用で経済不安を防いだので、今回は一般大衆から直接お金をもぎ取る手段に出たのであろう。おまけに軽薄なマスメディアが不安をあおる報道を繰り返したので全世界で大規模な株安が発生し一夜明ければ儲けたのは、得体の知れぬ投機筋だけだという結果になったのだ。メディアの記者諸氏よ。1日前にしたり顔で解説してくれた解説をもう一度したり顔でしてほしいものだ。

 話題を変えましょう。同一労働、同一賃金を声高に叫ぶ社会派の皆さん。人間には残念なことかどうか知りませんが能力の差が存在します。同一労働にも格差が出ます。能力差を認めてもらえなければ下のレベルに合わせるだけです。必然的に労働効率は下がり計画は達成できなくなります。已む無く強制的にノルマを課すことになります。旧ソ連で実証されたことを繰り返すつもりですか。人間をロボット並みに扱わないでほしい。人間は素晴らしい生き物です。

nice!(0)  コメント(0) 
国際経済とマスメディア ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。