SSブログ
天皇制 ブログトップ

「祝賀御列の儀」をテレビで拝見して [天皇制]

 天皇ご即位に伴う「祝賀御列の儀」が国事行為として行われテレビで拝見した。70年前の敗戦の日を思い出し感無量であった。昭和天皇のポツダム宣言受諾のお言葉をラジオで伺がったのであるが、地方では放送局間の中継線が機能していなかったのであろう雑音がひどくて内容は全然判らなかった。新聞がすぐ配達されポツダム宣言を受諾したことを知り、戦争に負けたことを知った。すぐデマが広がり年頃の女は強姦され、男は殺されると騒いだが当時旧制中学の4年生になっていたので、1等国同士の戦争で国際法上そんなことはあり得ないと思ったが天皇は戦争責任を問われ国体は共和制になるのではないかと案じた。しかし新聞に記載されていたポツダム宣言の全文を読み日本政府が天皇制の維持を受諾の条件とし、連合国側の回答が将来の日本人の総意による、となっていることを知り、「そうか、我々が頑張れば国体は維持できるぞ、頑張らなくちゃ、特攻隊で亡くなった先輩に報いることができるのだ。」そう考え敗戦の絶望感から立ち直ったことを思い出した。今や戦争終結後3代目の天皇即位を迎え日本人はよく頑張ったと思っている。

 しかし伝統の価値を認めない唯物主義者も増えてきている。思想、信条の自由な我が国で末長く世界に冠たる国体を如何にして維持していくか2000年来の先祖から問わていると思う。

nice!(0)  コメント(0) 
天皇制 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。