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東日本大震災9年経過 [自然災害とマスメディア]

 東日本大震災が発生してから9年が経過した。謹んで亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。今年は新型コロナウイルスの発生で国主催の追悼式も中止になり寂しい追悼の日となった。地震国である我が国では早くも西日本で新たな大地震が予測されており、その対応が各地で執り行われている。災害時最も重要なことは人命の救助である。これまでの教訓から得られていることは災害時如何に人の命を守るかということに尽きる。物は復興できるが人の命は取り返すことは出来ない。このことを教訓に再度対策を見直すことが必要である。

 地震発生時建物の下敷きにならないこと。机の下はかなり有効である。火災を出さないこと、津波に対して高台に逃げること、これだけでかなりの人命を防ぐことが出来る。もう一度昔の人の言い伝えを思い起こそう。

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住民エゴと人災 [自然災害とマスメディア]

 19号台風で明るみに出た50年以上に亙る東京の二子玉川地区の無堤防状態、マンションの景観を盾に堤防建設に反対し続けた住民エゴ、50年以上そのままにしておいた国、自治体どっちもどっちだが人命のかかっている問題をよくも、よくもほってい置いたなとつくづく無責任時代を思い起こさせた。兎に角今回の災害で気が付いたのである。こと人命にかかわる問題である。徹底的に議論し堤防は造るべきである。

 不思議なのは、こと住民のエゴがかかわると通常は「正義の味方月光仮面(筆者の時代には紙芝居の黄金バット)」を演じ金切り声を挙げるマスメディアが何故か口を閉ざしてしまうのである。一部の新聞などがようやく報じるようになったが公共放送などは問題視していない。今度こそ国、自治体、有識者、学者、メディア、関係住民など、こぞって真剣に議論し兎に角堤防は作るべきである。

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マスメディアよ!ピント外れの取材をするな。 [自然災害とマスメディア]

 19号台風は各地に甚大な被害を及ぼしたが、現在メディアに求められるのは崩壊した堤防の仮復旧の状況だ。まとまった雨が降る予報なら決壊した河川の仮復旧の状況が絶対必要だ。我が国の行政は残念ながら縦系列だ(世界中同じかもしれない)。末端の自治体にはばらばらの情報が届く。しかし今回の河川の崩壊は支流、本流入り混じった複合原因による崩壊だ。まとまった雨による増水の状況、それにより決壊箇所が耐えられるかどうかを、避難指示を出す地方自治体には判断を求められる。今さら縦て系列の行政をどうこう言っても間に合わない。マスメディアは手分けをしてでも決壊箇所に張り付き仮復旧情報を自治体に提供すべきである。しゃくし定規に考えることは無い。ニュースとして放送すればそれでいい。自治体はニュースにより判断できる。被害を拡大しない為にも目下の急務だ。


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東日本大震災から丸8年を迎えて [自然災害とマスメディア]

 東日本大震災から8年が経過した。改めて震災で亡くななられた方々のご冥福と被災され復興に頑張っている方々に幸あれと祈っています。

 被災地は勿論全国各地で追悼式が行われ、夫々復興への覚悟を新たにしているさまが報じられていましたが気になったのはメディアの報道姿勢です。震災後8年を経過し被災者の皆さんが故郷の復興への想いを強くしているこの時期、明るく希望の持てる記事なり原稿がほしかった。故郷から遠くに避難している被災者の皆さんは故郷の情報が乏しく帰るべきか避難先に定住すべきか迷っていると思われる。そこへ問題点のみを強調しても決して前向きな気持ちにはならない。むしろ東北の復興は難しいという風評被害を拡大するだけだ。勿論問題点の指摘は重要であるが今はその時期ではない。復興の加速を図り弾みをつける時期である。若い記者は兎角問題意識が強く役場などの行政を権力視しがちであるが、やはり復興の中心は役場である。積極的な役場への取材も欲しかった。そこは老練な記者のガバナンスも欲しいところである。

 被災10年後の見事に復興した東北を見たいものだ。

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