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北海道大地震のお悔やみとお見舞いを申し上げます。(追記有」 [自然災害と人為災害]

(追記)30.9.9 全道停電ほ反安倍メディアによる人災だ!(原発の名前が間違っていました。大泊ではなく泊でした。ご免なさい。)

 前代未聞だった全道停電もメディアの報ずるところによると、応急措置で被害地の数百戸を除いてほぼ解消したようである。ただ経産省の発表から類推すると遊休発電所を含めたきわめて危なっかしい100%のようである。一旦需給のバランスが崩れると再び大規模な停電を起こしかねない。当面北海道電力や経産省の指示に従って節電や計画停電も受け入れざるを得ないと考えられる。それにしても数百億円もかけた原発を遊ばしている愚かな人間どもに対する神様の厳しい警告であろう。北海道知事をはじめとする各地方自治体の首長様よ、国の審査が終了した原発の再稼働には地方自治体による同意が必要である。我が国の審査は世界有数の厳しさである。自治体の首長は今回の事故を教訓に左翼反安倍メディアの扇動に乗せられることなく的確に判断すべきであろう。原子力発電所の唯一の欠点は予備を含め一切の電源がゼロとなり空焚きの状態になり水素爆発を起こし放射能があたり一帯に飛散することである。福島の例がまさにそれである。国の今の審査に通れば福島の再現はあり得ない。泊の原発がどのような状態になっているのか寡聞にして知らない。ただメディアの報ずるところでは今回の事故で外部電源はゼロになったが予備電源はキチンと働いたとのことである。北海道電力は今回の全道停電を教訓に、所定の手続きに従って泊原発の再稼働を急ぐべきだし、北海道知事は積極的に再稼働を要請すべきである。「れば」「たら」議論は避けるとしても泊原発が再稼働していれば今回の全道停電は確実に避けられたはずである。全道停電は北海道電力の言っている通りになったまでだ。メディアの無責任さがまさに実証されたのである。道民に陳謝すべきである。また技術問題を評論するときは専門の複数の技術屋に意見を聞くべきである。

 ところで昭和中期頃と記憶しているが、アメリカのニューヨークで同じような夜間大規模停電が発生している。規模は今回の比ではなく大問題になったが、原因はどこか近辺の変電所が故障し送電線を含め負荷のバランスが崩れたのが原因と記憶している。不謹慎な大人の記憶を付け加えれば、その年のニューヨークの赤ちゃんの出生率は高かったそうである。閑話休題ーー。


 北海道に大地震発生 30.9.7

 北海道に震度7の大地震が発生した。亡くなられた方のお悔やみと被災者の皆さんへのお見舞いを申し上げます。生存確率のある72時間は過ぎていない。大変でしょうが、土砂崩れなどがあった地区では、救出に全力を挙げて頂きたい。只々一人でも多くの救出を祈るのみである。余震による2次災害の危険性はあるにせよ救出作業は中断すべきではない。救出にあたっている方々の逃げ場を確保し、見殺しは絶対に避けるべきである。山岳遭難の夜間捜索中止とは異なる。

 さて今回の地震の最大の教訓は、全道停電である。おそらく前代未聞であろう。平時の電力の安定供給のために様々なシステムが考えられ最善と思われるシステムが採用されていたのであろう。それは企業の安定供給に対する設計思想であるから構わない。欠けていたのは緊急災害時の負荷の切り離しとその訓練であろう。単純に計算して今回被害のあった苫東地区にある火力発電所の容量が全道の所要負荷の1/2であるのなら、他の被害にあわなかった発電所で1/2は賄えることになる。何故夕方までかかって1/3程度の回復しかできなかったのか。機器故障に対応するためほぼ完ぺきな融通システムが構築されていたのであろう。負荷の切り離しが複雑なうえ、残念ながらこのシステムを熟知しているエンジニアが僅かしかおらず、また全道的な訓練も行われていなかったのであろう。この辺が人災と言われかねないところであろう。福島原発の予備電源0とよく似ている。かって別件ではあるが、この種の問題に携わった筆者は、残念でならない。さて1/3程度の負荷に供給が可能となり、本州からの電力融通機器も稼働しているということであるから、間もなく応急的な電力の100%供給は可能になるであろう。

 自然災害が多発している。対応に対する教訓を謙虚に、しっかり受けとめよう。

 

 

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