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英国総選挙、野党大敗 [国際情勢]

 英国総選挙は保守党が圧勝した。これにより英国のEU離脱は確定的となり、英国に投資している我が国の企業は英国に残留するかEUのどこかの国に移転するかの独自判断がやり易くなった。保守党の勝利は残留か離脱かを決めかねていた政治の現状に飽き飽きした英国民が明確な民意を示したと言える。また少数与党で何事も決められない中、断固として議会を解散し民意を問うたジョンソン首相の英断でもある。

 翻って我が国はどうか、イデオロギーから憲法改正に反対しているマスメディアの後にいる黒幕が野党を「桜を見る会」で煽り立て折角の臨時国会も国民全体の関心事である北朝鮮の拉致抑留問題、大型ロケット砲による威嚇問題、大和堰の不法漁業問題等々政府に聞いてもらいたい案件などほとんど触れずじまい、勿論与党も悪い、「桜を見る会」に過剰に危機感を抱き日米経済交渉の承認と憲法改正のための国民投票改正案と取引してみたり、折角の日本維新の会の助け舟を無にしてみたり軟弱さの度が過ぎた。通常国会では相手が「桜を見る会」を再度持ち込んで審議拒否などして来たら断固単独審議、解散も辞せずの気概で強硬路線を貫いてほしい。

 最後にメディアに一言、投票前日まで予測として保守、労働の両者の差が詰まってきたと願望的予測をしていた理由を明らかにしてほしい。特定の通信社に頼りすぎではないか。各社同じようなグラフを出していた。何のために駐在記者を置いているのかね。まさか現地新聞を読めない駐在員を置いているのではあるまいね?あまりにも大きな予測外れに皮肉の一つや二つ言いたくなった。意地悪爺でご免ね。我がメディアも内閣支持率の調査など初めから願望支持率ありきでは真の支持率など望むべくもない。いずれ大恥をかくことになる。

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