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東京都知事選を分析する [政治評論]

 都知事選は小池知事知事の圧勝で終わったが個々の候補者の得票数を分析し今後の政局を推測してみた。


小池知事:圧勝であるが期待の大部分は新型コロナの収束と来年度の東京オリンピックの開催である。両者は不可分であり新型コロナの収束に失敗すればオリンピックの開催はない。我が国が新型コロナの収束に成功すれば世界主要各国は面子にかけても収束させるであろう。世界各国から多くの選手団、観客を迎えることになるが必要となるのが簡易で、精度が高く、結果判定の早い検査装置の実用化である。日本中の主要な空港、港への配備が必要となる。利権が伴うので岩盤排除のため政府との協力が絶対必要になる。

 オリンピックの開催に成功すれば自ずと政界での期待感が大きくなる。自民党との関係改善が必要である。二階幹事長との連携で秋の都議選において自民党都議団との関係修復が重要である。さりながら当面は新型コロナ対策に全力投球である。結果は自然についてくる。日本初の女性宰相も夢ではなくなる。


宇都宮 健児氏:国政野党の連携失敗である。ご本人も都知事以外は望んでいないであろうから次期都知事選に期待したい。


山本 太郎氏:自己の弁舌を過信しているようだ。最大の失敗はオリンピック開催反対である。庶民の素朴な喜びを理解していないようだ。小池都知事の山が高すぎたようなことを言っているが自己の山が低すぎたのである。次期の衆院選に東京のどこかの選挙区で立候補すれば当選の可能性があるが政界を揺るがすことはない。


小野 泰輔氏:予想以上の健闘である。東京を含め日本東部ではほとんど無名であった小野氏が維新の会の橋頭堡を東京に築いたようだ。維新の会の大阪での実績が東京でも評価されたのであろう。戦国時代になぞらえば西方の軍勢が東方の本拠地江戸に切り込んできた感じである。次期衆院選にご本人を始め何人かが東京、関東の選挙区に立候補すれば既成政党を脅かすことになりかねない。健全野党として期待できる。

 

 

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