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地球温暖化に想う; [環境問題]

 異常気象が世界的に続いている。地球温暖化によるものと言われている。地球温暖化は人間社会の急速の近代化によるCO2の排出の増大に起因する。その抑制を図るために世界的にパリ協定が結ばれたがアメリカが脱退している。世界のメディアはアメリカのトランプ大統領を脱退の張本人に仕立てて批判の矢面に立てているが果たしてそうだろうか。世界最大の工業国であるアメリカに大幅な削減枠を押し付けようとしていることに反発しているだけである。中国がアメリカより多く排出しているのに開発途上国に位置づけられているのもアメリカにとっては受け入れられないものになっている。日本のメディアよ!トランプ大統領を叩くことばかりに熱中していると全く信用されなくなるぞ!

 CO2の排出量の大きなものを考えてみよう。

・火力発電所 最大手であるが安価な電力を産業界に供給しているので各国とも削減には難色を示している。アメリカ同様自国第1主義である。

 火力発電所に代わり得るものは原子力発電所である。欠点は安全性と使用済み燃料の処分である。安全性については世界的にアメリカのスリーマイル島原子力発電所、旧ソ連のチェルノブイル原子力発電所、日本の福島原子力発電所の三大事故が有名である。アメリカ、ソ連の事故は実験を兼ねた人為事故であり日本の場合は自然災害事故である。日本の場合は緊急対応の設計不手際である。地震発生時、津波が到来しても予備電源が生きていれば原子炉本体を止め水素爆発は起こらなかったのである。慌てふためいた当時の民主党政権は全国の原子力発電所を全て止めてしまったのである。代わって何をしたか。老朽火力発電所の再稼働と新設である。各発電所に電源車の配備で済んだものを、技術者をもって任じていた当時の民主党の菅直人首相の責任や大である、この措置により我が国はどれだけのCO2を排出したか計算して御覧じろ。いまもって原子力発電所反対を煽り立てているメディア、有識者よ、政府の総合的なエネルギー計画に耳を傾けたらどうだ。イラン情勢も急迫しているぞ。

 使用済み燃料の処分は小泉大臣さんよ!あなたの分野ですよ!山の地下に埋めるしかないと思われるがフィンランドを視察し知恵を借りたら如何がな。!

>二番目に大きいのは自動車に代わって大型旅客機だ、ジェットエンジンはCO2の垂れ流しだ。飛行機と言えばこれまでは騒音問題であったが今や世界の飛行場近辺にCO2の垂れ流しだ。一度大型コンピューターで計算するといい。対応は効率のいい小、中型機の開発でありアメリカなどのメーカーはすでに乗り出している。我が国も難航している三菱航空機を助けたらどうか。

 第3番目は昔ながらの自動車である。本命はトヨタなどが開発している燃料電池車であるが水を出すので混雑時は道路はどうなるか、水だから大したことは無いか。


 兎に角、地球温暖化問題は議論よりも出来るところから実行の段階にきている。アメリカがどうのこうのではなく日本は率先してすぐできる原子力発電所再稼働と火力発電所の休止からやるべきである。メディアは原子力発電の正確な情報を国民に説明すべきである。

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