我が国には明治以来の欧米人コンプレックスが未だに残っているのか。 [日産問題]
誠に残念なことであるが日産がゴーン会長の食い物にされた。我が国が戦後驚異的な復興を遂げ世界の経済大国の一員になったように思えるが、実ののところ精神的には明治維新直後の日本とちっとも変っていなかったのである。日産問題を視てもわずか二人やそこらのフランス人役員に牛耳られ、しかもその摘発を内部告発に頼らざるを得なかったとは何たる無様なことよ。社長以下日本人の役員は何をやっていたのか。欧米の大企業と提携したり子会社化したした日本の企業は古くはソニーしかり直近では東芝しかりほとんどが相手の食い物にされ失敗しているではないか。なにがあるのか、精神的に相手に対しコンプレックスがあり、相手任せにしかガバナンスを発揮できなかったからであろう。学会では個人の能力に頼る物理学などでノーベル賞受賞者が戦後大勢出て万丈の気を吐いているがマスメディアでは外国のメディアの後追いをしていることが多い。2年前のトランプ大統領の選挙では民主党系のメディアに頼りすぎ見事赤恥をかいたのである。いい加減に欧米コンプレックスから脱却してほしいと思っているが自分で考える能力がないのか自分の考えとして発表する勇気がないのか、企業の場合は莫大な経済的な被害が出るからいずれは改まるだろうがマスメディアはどうなるか、2年後のトランプ大統領の再選報道が見ものである。
2018-11-22 09:00
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