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伊方原発運転認めずの判決に想う [原発問題]

 広島高裁が伊方原発の運転を認めない仮処分を決定した。理由は130キロも離れた阿蘇カルデラの火山リスクの評価の不十分だそうだ。この時地元の九州はどうなっているであろうか、伊方原発があろうとなかろうと九州は壊滅状態であろう。九州地方は人の住める状態ではなくなっているであろう。火山国である我が国は火山爆発のリスクは全国に存在する。例えば富士山が大爆発したことを想定してみよう。今回の広島高裁の判定基準に従えば爆発に誘発された大地震が全国各地で発生し日本列島には人間が住めなくなる。どうするのだ?かつての「日本沈没」なる小説のごとく世界中に頼んで今から火山のない国に移住せざるを得なくなる。

 原発には原子力規制員会なる専門の組織が存在する。その判断に対し何故いわば素人集団で有る裁判所の判断が必要で、宇宙人的判断が必要になるのであろうか、現行制度では、宇宙人的判断を求める訴えは後を絶たないであろう。法治国家である。訴えに対しては裁判所の毅然とした受理せずの常識的かつ勇気ある判断が必要であろう。

 地球は今温暖化対策という直近の大問題に直面している。暫定的ではあるが原発は対策の一手段である。総合的な判断が必要である。最も悪いのは一部メディアの原発に対するある意図を持った扇動である。彼らは地球温暖化防止のための暫定的な一手段であることを知って居ながら反対するのである。本当に宇宙人的発想しか持てないのであればジャーナリストとして失格である。真剣に勉強すべきである。

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