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風雲急を告ぐ中東問題、果たしてイランの報復はあるのか? [中近東問題]

 アメリカによるイラン革命防衛隊司令官の空爆死以後世界の左派マスメディアはイランの大規模報復を煽りたてているが、果たしてイランにそれだけの力があるのか。カギを握るのはEUの動向である。EUがイラン革命防衛隊をアメリカの言う通りテロ組織と見ていれば報復どころではない。イランが報復に出れば経済制裁の強化につながり只でさえ窮迫しているイランの経済はイチコロである。ガソリンの値上げで国民の不満が爆発寸前であったのが皮肉にもソレイマニ司令官の爆死で救われたのである。むしろほっとしているのである。国民の生活苦をさらに悪化する恐れのある大規模報復など踏み切れる訳が無いではないか。何とレベルの低いメディアよ!日本のメディアは不確実な情報で戦争を煽るのは即刻止めると同時に絶対にテロの正当化を図るべきではない。空爆死した司令官はイランの民兵を引き連れイラクに常駐しタンカーを攻撃したり、サウジアラビアの石油精製装置をドローンで攻撃したり、イラクのアメリカ大使館にロケット攻撃をしたりしているテロの親玉である。親玉が居なくなれば金で雇われている民兵などは逃亡し自然解体だ。多くの世界の人々はむしろほっとしていると思われる。今まで以上に完全に中央(ハメネイ師)のコントロールが効かなくなり単なる烏合の衆に成り下がり報復など出来るはずがない。イラン自身も外向きに報復だとか勇ましいことを言っているが、経済的窮状を考えればむしろほっとしているのではないか、日本のメディアよ!世界中(主としてEU)からもっともっと正確な情報を集め我が国に伝えるべきである。戦争を煽り意図的に我が国の反米感情を煽るなんてもってのほかでありメディアとして最大の堕落である。

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