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厚労省の統計疑惑  メディア、野党の頭脳は小学生以下か? [政治評論]

 世の中を大騒ぎさせている厚労省の統計疑惑、何故現象だけで大騒ぎをし、原因を追究しないのか、物の例えでいこう。水道の蛇口から水漏れが発見された。通常の感覚の持ち主ならまず水漏れの原因を探す。原因は蛇口のパッキングの劣化であることはすぐわかる。先ずはパッキングを取り換える。蛇口が大家さんの管理下にあれば大家さんは店子にお詫びをし、漏れた水道の量を推定し店子に水漏れした水道代を弁償する。大家さんは管理を委託した会社に原因の説明を求める。管理会社は大家さんに指定外のパッキングを勝手に使っていたことを白状する。言い訳として指定のパッキングは取り扱いが厄介で従業員が嫌がる。人手不足の折従業員の意向を無視できなく専門家の意見を聞き大差ないことを確認の上、別のものを使うこととした。大家さんは蛇口に変更を加えるときは店子に連絡することになっていたが何故か新しいパッキングに変えたことは店子には黙っていた。店子から管理会社を変えたらと言われるのが嫌やだったのだろう。これを知ったかわら版屋はほかのかわら版屋にも伝え大問題化した。たとえ話とすれば以上のようなものである。

 端的に推理しよう。今回の問題は末端管理職と末端労組の密約が存在する。末端管理職はかつては末端労組の代表だ。だから十数年もバレずにいたのだろう。具体的な労働問題なら末端管理職にも末端労組にも当事者能力はある。だから密約を結んだのであろう。全数調査から抜きとり調査に変えれば労働量は軽減される。小学生でもわかる。起きた現象から見れば大問題で店子(国民)にお詫びをし責任者を処罰するのは当然である。しかし何故起きた原因(全数調査から抜き取り調査に変更)を追究しないのだ。全数調査から抜き取り調査に変更した理由があるはずだ。何故追及しないのか、隠さなければ困る理由があるのか。今回の騒動の最大の問題点だ。小学生でも疑問に思う点である。最初の調査報告を読んだとき何かがあると直感したがだれもその点に触れない。いつの間にか問題点を身内調査問題にすり替え、再調査には長時間かかる、としている。こうなれば見え見えではないか。政権に打撃を与えるつもりがわが身を切ることになっているのであろう。再調査の報告書が出るのは夏の参院選が済んでからであろう。

 チコちゃん流に行こう。「主権者を馬鹿にするんじゃ―ねーぞ!」今後の国会審議状況、マスメディアの報道トーンを注視しよう。

 


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