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終戦記念日、靖国神社に参拝した閣僚無し [政治評論]

 終戦記念日、メディアの報ずるところによると靖国神社に参拝した閣僚無し。閣僚には宗教としての自由も全くないのか。これでは国の安泰を念じ特攻で散華した若人の霊は全く浮かばれない。お隣の武道館で無宗教的な政府主催の全国戦没者追悼式が行われているから追悼は、それでいいのではないか、という考え方も勿論あっていい。メディアの記者諸氏も武道館で追悼の意を表したことであろう。

 閣僚の中には靖国神社による宗教的な慰霊も必要だと考える人もいるであろう。憲法に保障されている宗教の自由である。誰憚ることなく個人として参拝すればいい。せめて玉串の奉奠ぐらいは安倍首相のようにしてほしかった。信念をもって、しなかったというならば、それはそれで立派であるが右顧左眄の結果であるならば次期閣僚はご遠慮願おう。

 戦後、靖国神社が存続した裏にはアメリカの一従軍牧師の進言があると聞いている。勝敗が決した後でも玉砕覚悟のバンザイ突撃する勇猛果敢な日本軍の戦闘に辟易したアメリカ軍部はその裏に靖国神社のあることを知り、戦後早速その解体廃止を企てた。それを知った従軍牧師は「国家が宗教問題に介入すべきではない」と進言し解体、廃止は取りやめになったとのことである。真偽のほどは定かでないが、宗教の自由を尊重する国であるなあーと感心したことを覚えている。昭和天皇も戦後ご参拝になっている。それにしても我がマスメディアの記者諸氏はどうだ。無理して作り上げた共同謀議なる罪状で極東報復裁判で死刑になった戦犯が合祀されているということを中国、韓国に告げ口し外交問題として取り上げさせたのである。民間人である当時の広田弘毅氏の死刑は共同謀議があったことを世界に立証するためにどうしても必要だったのでしょう。古来日本人には犯罪人でも死ねば仏様であるという宗教観がある。勝者が敗者に行った報復裁判など気にすることは無い。アヘン戦争と言う汚い手で、手に入れた香港を手放すにあたって英国代表は何と言ったと思う。「名誉ある撤退だ」。アヘン戦争の反省などみじんもない。英国の所有物であったアヘンを清国が勝手に焼き捨てたから戦争をし、勝った代償として100年間租借し期限が来たから返還するまでだ、と言いたかったのであろう。我が国も「死刑囚の合祀は我が国の古来からある宗教観にしたがったまでだ。我が国の宗教問題に干渉するな」と突っぱねればいいのだ。外交問題にするなら勝手にさせとけばいい。米国の強引な経済政策のおかげで中国も韓国も日本との関係を悪化させたくないのが現状だ。強気で靖国問題も慰安婦問題も当たればいい。国民の象徴であり政治には全く関係のない天皇のご参拝を拒んでいるのは朝日系情報メディアだ。思想信条の自由な我が国であるが、このことだけは明確にしておこう。

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