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政府は官僚の信賞必罰を厳格に行え [政治]

 またまたイラクの日報問題が発覚した。秘密文書なら規定に則り秘密にしろ、公開してもいい文書なら求められたらどんどん公開しろ。秘密文書が漏れたら原因を徹底的に追及しろ。職員が関与していたら規則に則り処罰しろ。原因を報告してきたら信賞しろ、メディアの記者が不正に関与していたら記者の会社の上司に抗議すると共に会社を告訴しろ。官公労が介入してきたら団体交渉で応じ、交渉内容をネットで公表しろ。メリハリを付けないからこんなことになるのだ。

  またまた国会審議放棄だろう。今の野党には国政を論じるレベルの代議士が少ないから行政のあら捜ししかできないのであろう。低レベルの代議士には低レベルの話しかできないだろうから委員会を別に作ってそこでやってくれ。すべての審議を放棄するのはやめてくれ。主権者の委託に対する裏切りだ。更に国際会議、首脳会議などに閣僚が出席するのを拘束するのはこれも主権者に対する裏切りだ。

 今朝4/4の朝刊によればイラクの日報を持っていたのは、陸自研究本部(電子データ)と陸幕衛生部(紙記載)であったと報じられている。これらの組織がイラクの日報を持っていたとしても不思議ではない。将来のPKO活動の円滑化に向けての研究資料として持っていたのであろう。問題は南スーダンの日報が大問題化しても当研究所は関係なしと認識したとたん、幹部の意識が自分のところは関係ない、他部局の問題だと判断し、調査対象がイラクの日報に移った時も大きな問題意識は持たなかったのであろう。南スーダンの時は確かに現場そのものの日報で時間的に研究資料として配布されることなぞあり得ない。しかしイラクは過去の資料であり研究資料として配布される可能性は十分ある。調査指示が来た時、縦割り意識で俺んちのところは関係なし、で調査などほとんどしないで調査報告をしたのであろう。もう一点、存在が確認されてから防衛大臣に報告されるまで2カ月以上掛かったのはどうゆう訳か、多分正確を期すと言う明治以来の官僚意識であろう。政治的な配慮などこの人たちには全くない。佐川元理財局長喚問時に官僚OBが新聞紙上で官僚には忖度など全くないと言い切っているのを読めばよく分かる。明治初めに形成された官僚機構は戦後まで脈々と受け継がれているのである。戦前は「天皇の官吏」、戦後は「親方日の丸」(間違った意味で使われることもある)でモットーは公平と正確さである。昔付き合ったことのあるお役人もスピーディーな審査の要望に対し平然と役所の仕事は公平さと正確さでスピードはあまり関係ないと言い切ったのである。ちょっと現代と世離れしているがこれが実情である。ある意味で信念を持っており、フェイクニュースを平然と流すマスメディアの記者や代議士などより人間的によっぽど立派である。。話は横道にそれた。政治問題化しようと野党がどんなに騒いでも無理である。安倍憎しで記者が騒いでも無理である。品性を下げるだけだ。
 乱暴な文書になったが、あまりにも情けない世の中に怒りを感じている。89歳の年よりに免じてほしい。

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