SSブログ

北朝鮮有事と我が国の安全保障について [安全保障問題]

 29.8.30 (北朝鮮問題の再掲)「朝日」を除く「毎日」「「読売」「産経」「東京」の社説を読んだ。「毎日」「読売」はネットで読んだ。朝日はいつの間にかネットでも有料に代わっていた。自社の主義、主張を国民に周知する社説までもかよと思ったが商売は自由である。話題がそれたが全体としては今回のミサイル発射及び無通知による上空通過を暴挙として非難していた。「毎日」は日本主導で関係5か国の協議の開催を主張していたが、影響力の大きい国連の安保理の早期開催とより強力な制裁を日米韓主導により科す方が先決である。国会も会期外の委員会を開催するようであるが何故国防の最高責任者である安倍総理を呼ばない。テレビ中継も必ず実施すべきである。国防という国民の生命財産に関する重大な問題である。
 29.8.29  またまた北朝鮮による中距離弾道ミサイルの発射である。今回はあろうことか無通告で北海道南部の上空通過である。我が国もなめられたものである。グワムを狙うと公言しアメリカの強行姿勢に驚き目標を変えての発射であろうが日本なら大丈夫だろうと通過通告もしない舐めた姿勢に怒り心頭である。メディアそろって今後たとえ大気圏外であろうとも無通告のものは即迎撃撃墜すべきであるとの申し入れを政府にすべきである。今のイージス艦のみによる宇宙区間での我が国単独の迎撃態勢は無理かもしれないがハッタリでもいい。国民の怒りを北朝鮮に示すべきである。今日の放送メディアの論評はほとんどが米韓両国の大規模合同演習が北朝鮮を刺激していると言わんばかりである。バカも休み休み言え。これまで原爆実験、相次ぐミサイル発射実験と緊張を高めてきたのはどこの国だと思っているのか。米韓自衛のための合同演習は当たり前であろう。明朝の「朝日」「毎日」社説が見ものである。
 日本のメディアの動きとは別に心配なのはアメリカの極東艦隊所属のイージス艦2隻が衝突事故で実戦配備から離れている点である。ミサイル防御態勢に穴が開いていないのだろうか。北朝鮮の度重なる発射はそのチェックを兼ねているのではないだろうか。


29.07.04 北朝鮮によるミサイルの実験発射、ICBMが完成に近いことを窺わせるニュースだ。アメリカはいっそう中国に圧力をかけて北朝鮮への対応を迫るであろうが,中国がのらりくらりとやっていれば再びアメリカ単独で北朝鮮に行動するだろう。とにかくアメリカにとっては自国が射程内に入るか否かの死活問題である。いづれまた空母艦隊の日本海展開となることは必定。北朝鮮有事はもう目の前だ。我が国も内政問題でガタガタしている場合ではない。メディアのピントはずれの論評が非常に気になるところだ。北朝鮮がICBMと小型核弾頭を保有してアメリカと交渉した場合、アメリカは自国国民を犠牲にしてまで戦う意欲はないだろう。譲歩することは確実である。北朝鮮の第一の目的は自国による南北朝鮮の統一、その後は日本に対する権益の拡大であろう。具体的には竹島はおろか壱岐対馬の領有化であろう。日本は安保条約抜きで戦えるのか。このとき世界は日本を救ってくれるか。NOであろう。せいぜい国連で非難決議ををするのが関の山である。だからいまこそアメリカと共同で可能ならば中国も加えた武力を背景とした圧力が必要不可欠である。メディアは異議ありだろうから、社説、ニュース解説等で国民に明確に北朝鮮のICBM,小型核弾頭の保有を阻止する方策を示してほしい。持っても構わないと思っているならそれも一つの考え方である。それを明確に示してほしい。政府は折角野党が臨時国会の開催を要求しているのである。この機に我が国の安全保障に対する各党の考え方を国民の前に開陳すべきである。首脳会談、予算委員会などもろもろの場を設けて立場を鮮明にしてほしい。我が国の存立と国民の生命財産がかかっているのである。安閑としてはいられないし、時間は非常に限られいるのである。

 


29.06.22 

 NHKの放送番組「クローヅアップ現代+」を視聴した。北朝鮮有事が現実味を帯びている中、マスメディアはほとんどが意識的か否かはわからないが我が国の安全保障に関する議論を取り上げない。30分足らずの番組であったが今回はNHKが取り上げたことに意義があったと思う。専守防衛の中で有事の際の我が国の被害を最小限に食い止めるための敵基地攻撃の可否、そのための巡航ミサイル等の配備、防衛費の確保等々議論すべきことは山ほどある。また今のままでは国民の命を守るため超法規的に対応せざるを得ないことが多々出てくると思うがその場合の政府と制服組との意思疎通は大丈夫なのか、有事が勃発してからでは遅いのである。今こそ各メディアは現実的な議論を無責任な興味本位ではなく真剣に取り上げるべきである。

 5月下旬、アメリカの空母艦隊の日本海よりの離脱、中国の要人の来日、トランプ大統領、安倍総理の中国に対する言葉の変化、国連の対北朝鮮経済政策の満場一致などなどから中国による真剣な北朝鮮説得が始まったなと思っていた。ところが、最近の中国、アメリカ双方の責任のなすりあいのような発言を見ると説得は失敗しているように見える。有事が遠のいているようには決して思えない。むしろ切迫しいるとみるべきであろう。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。