１９号台風の被害を教訓に治山、治水計画を直ちに見直せ！

　１９号台風は関東、東北地区に大きな被害をもたらした。被災者の皆さん及び亡くなられた方々にお見舞いとお悔やみを申し上げます。

　地球温暖化という人為的な自然界の大きな変化は人間がこの地球上で生活していく上において国益が絡んでもＣＯ2対策の様に世界的にやるべきことと台風対策のように受け身の対策ではあるが各国が個別に出来ることで緊急にやるべきことの二つに分けられる。温暖化で巨大化した台風が必ず襲ってくる我が国では受け身ではあるが巨大化した台風対策としての治山、治水計画の見直しが必要である。やる気になればお金はかかるがすぐできる。住民の命にかかわることである。かつての八ッ場ダムのごとく醜い政争の具に供することなくすぐ見直す必要がある。今回の台風でも被害をもたらした最大の原因は河川の堤防の決壊である。来年度の予算計画を見直しても一級河川はすべて堤防の補強を実施すべきである。お金は借入金で賄えばいい。財政健全化も必要であろうが人命は何物にも代えがたい。国の計画で実施すれば、地方の活性化にも繋がる。留意すべきは与野党の政争の具に供せられることである。八ッ場ダムの例にみられた政争化を図るマスメディアを国民全体で監視する必要がある。