ロシアの安全保障問題の高官来日 [北方領土問題]
当面のロシアの問題は安全保障の問題のようである。アメリカによる中距離弾道ミサイルの撤廃条約の破棄により米露は第2次の軍拡競争に入り、それがロシアの負担になっているのではないか。北方領土問題にも今後大きな影を落とすことになり兼ねないのではないか。我々から見ればもしアメリカが本当に中距離ミサイルでロシアを攻撃することを考えるとすれば狭く不便な歯舞、色丹等に基地を設けなくても広い適地は北海道にいくらでもあるし、また他国に求めなくてもアメリカは自国領であるアラスカを抱えているのである。我が国では全くの口実としか思えないこともロシアでは重要な問題点になっているのか。
日露共同宣言から半世紀近く経過した。少しでも可能性があれば別であるが、いつまでも4島一括にこだわっても国益にはならない。共同声明を盾に早期に2島で妥結し、2島の経済水域で北海道の漁民の方々が安全に漁業が出来るようにした方が現実的な解決だと思うようになった。全国の皆さん、考えてみましょう。
2019-09-13 09:15
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