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米大統領の「日米安保条約は不平等」発言について [安全保障問題]

 G20大阪サミットに来日する直前にブルームバーグ通信が報じたトランプ米大統領の発言はかなりショッキングなものである。G20大阪サミットの記者会見では質問が相次ぎ片務性に誤解があるようだ。憲法の制約がある中で世界の常識である双務性に持っていく努力は昭和30年代の岸内閣の時からしてきていると思うが世界特に当事者であるアメリカには理解しがたい点があるのであろう。軍事力が原爆という超破壊力の大きい武器に左右される現時点では経済と同様集団的にならざるを得ない。国連が集団的自衛権を認めているのもこの辺にあるのであろう。政府が現時点でも安保条約の片務性がそれなりに改善されていると思っているのであれば、憲法問題を含めて国民及びアメリカを含む全世界に丁寧に説明し誤解を払拭する必要がある。

 参院選が行われるちょうどいい時期である。野党を含め集団的自衛権が現実問題としてどうあるべきかを議論すべきである。避けて通れない問題であり最終的には主権者である国民の判断する問題である。現実問題として現行憲法では拉致問題は防げなかったのである。

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