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プーチン大統領の外交手腕は予想以上だ! [北方領土問題]

 プーチン大統領の年末の恒例の記者会見の模様を視た。ニュースとしての番組で生中継ではなく、メディア(NHK)が要約したものでメディアの受け取り方が含まれているものである。 北方領土問題はうち向けと外向けをうまく使い分け国内向けは日本との間に戦後解決しなければならない問題が残っていることをやんわりと述べ、日本向けには返還する一部の島々が米軍基地として使われないように日本の確約を求め、確約が無ければ進展しないと日本に下駄を預けた格好を取っていた。また沖縄基地問題の知事による反対運動を引き合いに出し沖縄には完全な主権が無いのではないかと北方領土についてもロシアの主権問題が残ることに言及していた。

 以上から推定すると

 ①ロシアには日本との平和条約を急ぐ何らかの問題が確実に存在する。

  ・中国とのシベリアの領土問題か

  ・クリミア半島併合に伴うEUとの軋轢か

  一帯一路の進展による中国問題の可能性が強い。

 ②連戦連敗の地方選挙による内政面の不安定化

  ・マイナスイメージの大きい北方領土問題を急ぐ理由とは考えにくい。

  ・①と絡んでシベリア開発の経済支援。

 いずれにしても我が国にとっては北方領土解決のための最大のチャンスである。安倍外交を支援しよう。


 沖縄問題がロシアの北方領土問題に利用されている。玉城知事の国際感覚の欠如が露呈されている。政府は沖縄の県民感情を尊重しつつも決断すべきことは的確に決断し、早期に辺野古移設を達成すべきである。「朝日」など左翼メディアの言動を注視しよう。黒幕はすぐわかる。

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