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核問題-理想と現実 [政治とマスメディア]

 ICANの事務局長が来日し核問題について理想論をぶっている。ノーベル平和賞を受賞した団体である。大いに理想論をぶってもらうことは歓迎である。北朝鮮を筆頭に、中国、ロシア、アメリカなど全世界の核保有国に行って大いにぶって貰いたい。最も重点的にぶって貰いたいのは北朝鮮である。今全世界は核保有国のお互いの核の抑止力によって辛うじて平和が保たれているのである。我が国についていえばアメリカの核の傘のもと辛うじて尖閣諸島などを守ることができているのである。この核のバランスを崩そうとしているのが北朝鮮による核開発である。北朝鮮が核保有国となった時には辛うじて維持されている全世界の平和はどうなるのであろうか。韓国は朝鮮半島の内政問題としてほっておくとして、一番核の脅威にさらされるのが我が国とアメリカである。考えるだに、ぞっとする。北朝鮮に対し我が国とアメリカが強力な制裁を主張する所以である。極東における核問題は北朝鮮が核開発を放棄し、世界中からの人道支援を受け入れれば即解決である。ICANの局長は訪問先を間違えている。直ちにへ平壌行くべきである。それが出来ない。何故か。それが理想と現実の大きな乖離である。広島、長崎の被爆者の心情は理解するが理想論により北朝鮮による国民の生命財産を危険にさらすことはできない。ノーベル賞のおひざ元であるスウェーデンでも現実的な政治と理想論は区別しICANの唱える核禁止条約には参画していないのである。国民の生命財産を守る責務のある政府が簡単に理想論に乗れるわけがない。解っていて政府を非難しているのが、国民の生命財産よりイデオロギーを最優先させる愚かな我がメディアである。

 メディアに対しては経済面から圧力をかけ自覚を促す以外、国民の主権を行使する手立てがない。株主総会で現役員を一掃することは可能でも株式の大半を現役員側が握っている以上それも不可能である。言論で対抗しよう。

 一方国会に対しては選挙を通して主権を行使することが可能である。野党の枝野委員長などは国会で大いに議論すると言っているので国会の議論を通して各党の考え方が現実論かイデオロギーによる国民の生命財産を無視する理想論かを認識し、来たるべき参院選でイデオロギー優先の野党を壊滅状態に追い込めばいい。

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